【長瀞・宝登山×鉄道】お得なきっぷ3選!【3割以上お得なきっぷも!】
花の名所として有名な 秩父・宝登山は、埼玉県の秩父・長瀞エリアにある人気の山。
最寄の長瀞駅から宝登山までは徒歩で約20分で、駅からはなんと無料シャトルバスも運行されています。ロープウェイが運行しているので、時期や体力に合わせてさまざまな楽しみ方ができる山です。
宝登山・長瀞エリアへのお得なきっぷ をまとめました。花の見頃に訪れた感想も掲載しています。
また、長瀞アクティビティへのアクセスにも、当記事をぜひ参考ください!
※ 情報は2024年2月更新。内容には細心の注意を払っていますが、ご利用時は鉄道会社やルートの最新情報をご確認ください。
※ 自然エリアへのお出かけには、季節・天気・自然状況・体力などを十分検討したうえでのご判断をお願いします
はじめに
– 宝登山・長瀞へのアクセス –
宝登山の最寄駅は 秩父鉄道・長瀞駅。長瀞へいく場合、西武線・東武線・JR線のいずれかで秩父鉄道接続駅までアクセスし、そこから秩父鉄道・長瀞駅まで乗車するルートが一般的です。
【参考】秩父鉄道アクセス路線図 | 秩父鉄道公式ウェブサイト
https://www.chichibu-railway.co.jp/train/ttable/file2017/rosen.pdf
3つの鉄道会社のアクセスとお得なきっぷをまとめました。
とくに、西武線または東武線を利用するルートは、秩父エリアのお得なきっぷが充実しています。それぞれのお得なきっぷの内容に違いがあるので、西武・東武どっちがよりお得かをまとめました。まず東武鉄道から。
【東武鉄道】
プラチナルート乗車券
東武鉄道では池袋から秩父エリアを「プラチナルート」として、さまざまな観光PRを行なっています。池袋から長瀞までの乗車時間は約2時間(時間帯によります)。お得なきっぷも大好評です。
東武線プラチナルート乗車券とは
「プラチナルート」とは、埼玉県が設定した川越・長瀞・秩父をめぐる観光ルート。東武鉄道と秩父鉄道をつないだ秩父エリアへの人気ルートです。このプラチナルートのお得なきっぷが、東武鉄道×秩父鉄道の「プラチナルート乗車券」です。
料金は 大人1,900円(こども950円)です。
- 鉄道(フリー区間):東武東上線・東武越生線と 秩父鉄道 ふかや花園〜三峰口駅間が乗降り自由
※ 有効期間は1日間(発売当日限り有効)
通常、池袋〜長瀞※ の料金は
大人の場合、往復2,800円(片道1,400円)なので、
往復料金だけで比べても プラチナルート乗車券の方が900円もお得です。これは 30%以上お得になる計算です。
※ 池袋(東武線)ー 寄居駅(秩父鉄道乗換え)ー長瀞駅 ルート
フリーパスなので、プラチナルート内の他の観光名所に立ち寄ることもできるので、利用次第ではさらにお得感のあるきっぷです。
池袋発だけでなく 東武東上線沿線から乗車する場合にもお得な場合が多くあります。
例えば 川越市駅〜長瀞駅 の料金は、通常往復2,180円なので、1,900円のプラチナルート乗車券の方が280円以上お得になります。
きっぷについての詳細は、東武鉄道ホームページから確認できます。
東武鉄道×秩父鉄道 | プラチナルート乗車券
https://www.tobu.co.jp/odekake/ticket/tokyo-shitamachi/saitama_platinum.html
次に、西武線のお得なきっぷを紹介し、内容を比較したいと思います。
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【西武鉄道】
秩父フリーきっぷ
西武線からのアクセス方法
長瀞エリアへは西武池袋線からのアクセスも定番です。西武池袋駅から長瀞駅までの所要時間は、およそ2時間30分ほどです。
(西武)池袋駅 — 西武秩父駅 –(徒歩約5分)– 秩父鉄道・御花畑駅 — 長瀞駅
※列車乗換え時間などにもよりますが、所要時間は約2時間30分
西武線利用の場合、西武池袋駅から西武池袋線を利用するルートが乗換えが少ないですが、網の目のようにつながる西武鉄道の各線から乗継いで秩父エリアに行くルートもあります。
西武線「秩父フリーきっぷ」とは?
西武線・秩父鉄道を利用するルートでは「秩父フリーきっぷ」が便利でお得です。
料金は乗車駅により異なります。
池袋から乗車の場合 大人2,350円・子ども1,180円 です。
- 鉄道(西武線往復きっぷ):西武線乗車駅〜西武秩父駅までの往復乗車券
- 鉄道(フリー区間):西武線 芦ヶ久保〜西武秩父間と 秩父鉄道がフリーエリア
※ 有効期間は2日間
通常、西武池袋〜長瀞の運賃は
往復2,560円(片道1,280円)のため、
往復するだけでもフリーきっぷの方が210円お得です。
フリーエリアを他にめぐる場合、さらにお得になります。
ただ、
「東武鉄道のプラチナルート乗車券は1,900円だから
池袋発の場合 東武線の方がお得では?」
と、思われたかもしれません。そこで、秩父フリーきっぷがお得になる場合を記したいと思います。
(その1)「秩父フリーきっぷ」は2日間有効!
東武線プラチナルート乗車券は1日限定きっぷですが、西武線・秩父フリーきっぷは「2日間有効」です。
なので、池袋〜長瀞を日帰りだと「プラチナルート乗車券」がお得な場合でも、2日間の旅行となると「秩父フリーきっぷ」の方がお得になる場合があります。
秩父フリーきっぷは、もともと往復運賃が通常料金よりお得なうえ、「1日目は往路 + フリーエリア利用」「2日目はフリーエリア利用 + 復路」といったふうに利用できるので、2日間秩父に滞在しフリーエリア内のアクティビィティや観光を楽しむ場合は、よりお得になるでしょう。
(その2)日帰りでも乗車駅によってお得!
さらに、西武・秩父フリーきっぷは乗車駅によって金額が異なるきっぷなので、乗車駅が西武線沿線の場合、乗車駅やルートによっては秩父フリーきっぷでも日帰り利用で十分お得な場合もあります。
秩父フリーきっぷの詳細・内容は、鉄道会社ホームページからご確認ください。
西武鉄道 | 秩父フリーきっぷ
https://www.seiburailway.jp/railway/ticket/specialticket/chichibu-free-kippu/
秩父フリーきっぷ | 駅ごとの料金表(2024年1月現在)
西武鉄道秩父フリーきっぷ (駅ごとの料金表)
上記のように、乗車駅や日程によっても東武線・西武線どちらがお得になるか違ってきます。日程・プランにあわせてご活用ください。
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【JR線】
お得なきっぷ
JR線でアクセスする場合
秩父鉄道は、JR高崎線「熊谷」駅や JR八高線「寄居」駅とも接続されています。そのため長瀞へは、JR線と秩父鉄道をつないでもアクセスができます。
JRは首都圏・関東エリアで定番のお得なきっぷを発売しています。また乗換後の秩父鉄道にもお得なきっぷがあります。
ただ、JR経由の場合は、それぞれの鉄道会社ことにお得なきっぷを購入するため、(東武・西武鉄道のお得なきっぷに比べると)やや割高になります。
JRのお得なきっぷ
JRの首都圏・関東エリアのお得なきっぷ「休日おでかけパス」は人気です。
JR関東地域の設定フリーエリア内に休日に
に利用できるきっぷで
大人2,720円・子ども1,360円です。
JR線エリアで片道1,360円を超える場合は、休日おでかけパスがお得になります。
※JRには他に「のんびりホリデーsuicaパス」(大人2,670円・子ども1,330円)もあります。
秩父鉄道のお得なきっぷも!
JRから秩父鉄道に乗換えの際、乗換駅によっては秩父鉄道のフリーパス購入がお得です。
熊谷経由だと秩父鉄道フリーパスがお得になります(往復利用の場合)。
秩父鉄道全線乗降り自由のデジタルフリーきっぷで
大人1,500円・子ども500円です
熊谷〜長瀞は片道780円・往復1,560円なので、秩父鉄道のフリーきっぷの方がお得になります。
JR八高線からの乗換で 寄居〜長瀞 の場合、片道480円・往復960円となり通常料金の方がお得ということになります(往復利用の場合)。
長瀞駅から宝登山へのアクセス
無料シャトルバスが運行!
長瀞駅から宝登山へは徒歩約20分の距離ですが、なんと無料シャトルバスが運行しています(2024年1月現在)
シャトルバスは、通常は 日中 一定間隔で運行しています。
https://hodosan-ropeway.co.jp/category/news/
※ 時期により運行時間の変更の可能性があります。最新の運行日程・時間をご確認ください。
宝登山を訪れたとき、長瀞駅に着くまでは無料シャトルバスが運行されていることを知らなかったので、大変おどろきました。時間や行程に合わせてシャトルバスを利用できるのでとてもありがたく思いました。
宝登山 & 秩父エリア の感想
宝登山へは 花の景色を見に訪れました。ロープウェイ下車後、少し歩いて花鑑賞をしました(※今回、登山は行っていません)
「花の山」というだけあって、訪れた時期はまだ寒い時期にもかかわらず、どこか明るい雰囲気がありました。ロープウェイが利用できるので、さまざまな世代の方々が訪れていました。また、宝登山をはじめ、長瀞や秩父・秩父鉄道の明るい雰囲気がとても印象的でした。
人気の秩父エリア。アクセスに便利な電車でのお出かけはおすすめです。
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