【江の島×電車】お得なきっぷ5選と感想【15%割引も!】
当サイトでは TRAIN × NATURE をテーマに、列車で行ける自然スポットを紹介しています。
今回は、人気スポット「湘南・江ノ島」。観光名所ですが、山道が続く江の島はまるでハイキング気分です。
江の島へは3つの路線でアクセスすることができ、どの路線もそれぞれの良さがあり、乗ること自体も楽しめます。3つのアクセス路線詳細と、それぞれの路線の感想、お得なきっぷをまとめました。
(記事内容は2023年12月現在)
※ 内容は丁寧な確認を行なっていますが、ご利用時は鉄道会社の最新情報もご確認ください。利用ルートによっては他のお得なきっぷルートがある場合があります(情報は2023年12月現在)。
※ お出かけには、季節・天気・体力などを十分検討したうえでのご判断をお願いします。江の島は山道・段差が多いため歩きやすい服装でお出かけください。
はじめに
– 江ノ島へのアクセス方法あれこれ –
「湘南・江ノ島へ行こう!」と思い立って、路線図を見ると少し迷うことがあるかもしれません。というのも、江ノ島へのアクセスには「江ノ島駅」「湘南江の島駅」「片瀬江ノ島駅」と3つの駅があります。
3つの路線それぞれに良さがあります。このページでは、駅・鉄道の利便性・江の島へのアクセスのしやすさ・お得なきっぷについてまとめています。
なお、江ノ島は「山」のような場所なので、お出かけには歩きやすい格好がおすすめです。
江の島には、急な山道や階段が多くあります。
またルートによってはアップダウンがあります。
江の島名物「エスカー」利用の場合も
上り専用のため、下山は徒歩になりますのでご注意!
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小田急線
アクセス&おトクなきっぷ
– 江の島に一番近い駅 –
都心エリアからのアクセス良好!「江の島に一番近い駅」
小田急 片瀬江ノ島駅
「片瀬江ノ島駅」は 小田急江ノ島線の終点駅です。3つの駅のなかで一番江の島に近く、駅から江ノ島までの距離は 約950mです。また駅からは「江の島水族館」「湘南海岸」も約200〜300mという近さで、アクセスの良さが強みです。
江の島までの距離が約950mもあるのは、
海岸から江の島にわたる「江の島大橋」が長いから。
(想像以上に長いです)
季節・日によっては日差しや風が強いので注意!
※2023年12月2~24日は無料バス実証実験中です。
小田急線は、早くて、リーズナブル!特に都心部や小田急沿線からのアクセス良好です。
※ なお、片瀬江ノ島へは「小田急各駅〜藤沢駅〜片瀬江ノ島駅」で、一旦、藤沢駅で乗換えになります(2023年現在。以前は直通列車が走っていました)
小田急線 新宿駅(始発駅)〜 片瀬江ノ島駅は 約80分
(新宿〜藤沢間を快速急行利用の場合)
きっぷ料金は 片道650円です。
次に、小田急線を利用する場合のお得なきっぷを記します。
小田急線おトクなきっぷ(1)江の島を楽しむなら
江の島シーキャンドルセット券
小田急利用で江の島へ行く場合は「江の島シーキャンドルセット券」が便利でお得です。江の島の観光名所「シーキャンドル灯台」「エスカー」と小田急線往復が割引になったお得なセット券で、江の島を楽しめるチケットです(デジタルチケット)
- 鉄道:小田急線発駅〜藤沢駅 の往復割引きっぷ + 藤沢駅〜片瀬江ノ島間が乗降り自由
- 江の島シーキャンドル・江の島エスカー:1日何回でも利用可能
料金は発駅(乗車駅)により異なります。
(例)
【新宿発着】 大人1,690円・小学生450円
【新百合ヶ丘発着】 大人1,380円・小学生450円
【町田発着】 大人1,230円・小学生450円
※ 小学生は小田急線内一律片道50円のため、セット券料金も同額になります。
江の島シーキャンドルセット券は、おもに江の島を半日〜1日楽しみたい場合におすすめのきっぷです。
「新宿駅」(小田急始発駅)から乗車する場合
通常、
・新宿〜片瀬江ノ島(往復):
おとな1,300円・小学生100円(※こども片道50円)
・江の島シーキャンドル+エスカーセット券:
おとな700円・小学生350円
→計 大人2,000円・小学生450円
のところ おトクなきっぷ利用で
大人1,690円・小学生450円 となるので、
なので、大人の場合 310円 お得になります!
小学生料金は変わりませんが、
列車フリー区間やシーキャンドル・エスカーが何回でも利用できるので、利用次第でお得になります。
(※発駅によってお得な値段は変わります)
詳細は、下記の小田急電鉄ウェブサイトから確認できます。
小田急電鉄 | 江の島シーキャンドルセット券
https://www.odakyu-freepass.jp/others/#enosea-top
※ なお、イルミネーションなどの夜間イベント実施時は、サミュエルコッキング苑の入園料がかかります(通常期は無料)。セット券は1日有効ですが、イベント実施時の夜間利用の場合はご注意ください。
小田急線おトクなきっぷ(2)人気の定番おとくきっぷ
江の島・鎌倉フリーパス
「江の島・鎌倉フリーパス」は、フリー区間きっぷ・小田急線往復割引・人気スポットがお得に楽しめるお得なセット券です。
- 鉄道(小田急):小田急線発駅〜藤沢駅 の往復割引きっぷ + 藤沢駅〜片瀬江ノ島間が乗降り自由
- 鉄道(江ノ電):江ノ電が乗降り自由
- 優待・割引:名所・グルメ・お土産屋さんなどの優待・割引
料金は発駅(乗車駅)により異なります。
(例)
【新宿発着】 大人1,640円・小学生430円
【町田発着】 大人1,180円・小学生430円
※ 小学生はもともと小田急線内一律片道50円のため、セット券料金も同額
江の島・鎌倉フリーパスは、江ノ島だけでなく江ノ電沿線散策も楽しみたいときにおすすめのチケットです。
「新宿駅」(小田急始発駅)から乗車し、江ノ電沿線も観光する場合
通常、
・新宿〜片瀬江ノ島(往復):
おとな1,300円・小学生100円
(※こどもはIC利用で片道50円)
・江ノ電(最安区間往復):
おとな400円・小学生200円
→計 大人1,700円・小学生300円
のところ おトクなきっぷ利用で
大人1,640円・小学生430円 となり、
なので、小田急・江ノ電利用往復だけでも
大人の場合 60円 お得になります!
江ノ電を複数回乗降りする場合や、沿線散策で優待・割引を受ける場合は、さらにお得になります。
※小学生の場合は、列車往復利用だけではお得にはなりませんが、フリー区間利用回数やお得な優待利用によってお得になる可能性があります。
(※発駅によってお得な値段は変わります)
詳細は、小田急電鉄ウェブサイトから確認できます。
また、西武鉄道・東急電鉄・相模鉄道沿線から小田急線に乗継ぐ場合にもおトクなきっぷを利用できます。下記、鉄道各社の案内をごらんください。
小田急電鉄 | 江の島・鎌倉フリーパス
https://www.odakyu-freepass.jp/enokama/
西武鉄道 | 江の島・鎌倉フリーパス
https://www.seiburailway.jp/railway/ticket/specialticket/enoshima-kamakura-freepass/
東急電鉄 | 東急線江の島・鎌倉フリーパス
https://www.tokyu.co.jp/railway/ticket/types/value_ticket/freepass.html
相模鉄道 | お得なきっぷ
https://www.sotetsu.co.jp/train/tickets/tour/
おトクなきっぷ(3)水族館におすすめ
えのすい小田急セット券
「えのすい小田急セット券」は、湘南・新江ノ島水族館と小田急線往復が割引になったお得なセット券です(デジタルチケット)。江ノ島水族館も楽しみたいときにおすすめきっぷです。
- 鉄道:小田急線発駅〜片瀬江ノ島駅 の往復割引きっぷ
- 新江ノ島水族館の割引入館券
料金は発駅(乗車駅)により異なります。
(例)
【新宿発着】 大人3,150円・小学生1,120円
【町田発着】 大人2,740円・小学生1,120円
※ 小学生は小田急線内一律片道50円のため、セット券料金も同額となっています。
※ 中学生・高校生料金の設定もあります
「えのすい小田急セット券」は小田急線を利用して江ノ島水族館も楽しみたい場合に、大変お得になります。
「新宿駅〜片瀬江ノ島駅」で往復利用する場合
通常、
・新宿〜片瀬江ノ島(往復):
おとな1,300円・小学生100円
(※こどもはIC利用で片道50円)
・新江ノ島水族館 入場料:
おとな2,500円・小学生1,200円
→計 大人3,800円・小学生1,300円
のところ おトクなきっぷ利用で
大人3,150円・小学生1,120円 となり、
なので、大人の場合 650円 お得になります!
また小学生料金は 280円お得です。
(※発駅によってお得な値段は変わります)
詳細は、下記小田急電鉄ウェブサイトに掲載されています。
小田急電鉄 | えのすい小田急セット券
https://www.odakyu-freepass.jp/others/#enosui-top
江ノ電
アクセス方法&おトクなきっぷ
– 人気の鉄道 –
人気鉄道の駅!かわいいオブジェも。
江ノ電 江ノ島駅
いつも多くの人でにぎわう人気鉄道「江ノ電」。江ノ島駅は、さきほどの片瀬江ノ島駅と比べて約500m陸側にあります。江ノ電降りるとかわいらしい「すずめ」たちが出迎えてくれますよ。江ノ電江ノ島駅から江ノ島までは、約1.2kmです。
鎌倉(始発駅)〜江ノ島は約28分・料金は片道260円
藤沢(始発駅)〜江ノ島は約13分・料金は片道220円
また各ターミナル駅からは
【横浜〜藤沢(JRから江ノ電へ乗換え)〜江ノ島】 が
約50分・片道640円 です。
【新宿〜藤沢(JRから江ノ電へ乗換え)〜江ノ島】 が
約95分・片道1,210円 です。
おもに都心からのアクセスの場合、小田急線からのアクセスの方が時間・運賃もリーズナブルになる場合が多いです。
ただ、江ノ電が走る「鎌倉駅ー藤沢駅」の区間には史跡・名所がたくさんあります。そのため、江ノ電は江ノ電乗車そのものを楽しんだり、沿線散策も一緒に楽しむ場合におすすめです。
江ノ電といえばこれ!
江ノ電1日乗車券のりおりくん
江ノ電は、上述のように江ノ電乗車そのものを楽しんだり、沿線散策も一緒に楽しむ場合に利用されることが多い鉄道です。
そのため、江ノ電のおトクなきっぷも江ノ電沿線を1日楽しめる内容となっています。
- 鉄道:江ノ電1日乗降り自由
- 特典:江ノ電沿線の施設・店舗での特典
料金は 大人800円・こども400円 です。
江ノ電運賃は200〜310円なので、例えば、
200円区間で5回以上、310円区間で3回以上
乗降りする場合には
鉄道利用だけで「のりおりくん」がおトクになります。
江ノ電運賃表はこちら。
さらに、江ノ島や沿線での特典があるので、利用次第でさらにお得になります。
【特典】
江ノ島での特典例
エスカー:大人40円・こども20円割引
江の島シーキャンドル:大人50円・こども20円割引
江の島岩屋:大人50円・こども20円割引
新江ノ島水族館:入館料10%割引
「のりおりくん」の詳細は江ノ電ウェブサイトから確認できます。
江ノ電 | 1日乗車券のりおりくん
https://www.enoden.co.jp/tourism/ticket/noriorikun/
湘南モノレール
アクセス方法&おトクなきっぷ
– 江ノ島への隠れた人気路線 –
モノレールで遊覧飛行!
湘南モノレール 湘南江の島駅
湘南モノレールも江ノ島へのアクセス路線として健在です。大船駅ー湘南江の島駅を運行し、湘南江の島まで約15分で到着します。つかのま空の旅のように楽しめます。また沿線は鎌倉エリアにありながら、静かな散歩道・自然も点在する隠れた人気スポットです。
終点の湘南江の島駅は、江ノ電江ノ島駅ともほど近い場所にあります。
近年駅にエレベータが設置され、より利用しやすくなりました。
湘南モノレールは懸垂型モノレール。鎌倉・湘南の街並みのうえを、まるで空中散歩している気分になります。独特の揺れが、逆に話題のモノレールです。
所要時間・料金は次のようになります。
大船駅〜湘南江の島駅は約15分
きっぷ料金は 片道320円・往復640円です。
他路線とくらべて割高ですが、次に紹介する1日フリーきっぷを利用するとお得になります。また、江の島からの帰路の場合、江ノ電は(途中駅のため)混雑しますが、湘南モノレールは始発で乗車できるメリットがあります。
往復だけでお得!特典がついてもっとお得!
湘南モノレール1日フリーきっぷ
湘南モノレールの「1日フリーきっぷ」は、大船〜湘南江の島を往復するだけで、通常きっぷよりも割安になるお得なきっぷです。
また、湘南モノレール沿線の名店・人気店での特典があるのが大変魅力です。
- 鉄道:1日フリーきっぷ
- 特典:約80店の特典
料金は 大人610円・こども310円 です。
「大船駅〜湘南江の島駅」で往復利用する場合
通常、おとな640円・こども320円なので
往復するだけで1日フリーきっぷの方がお得になります。
さらに特典の数々でもっとお得になります。湘南モノレール沿線の人気店がずらり揃っています。
→ 特典の詳細ページ
1日フリーきっぷの詳細は、湘南モノレールウェブサイトから確認できます。
湘南モノレール | 1日フリーきっぷ
https://www.shonan-monorail.co.jp/freeticket/oneday.html
アクセス便利な江ノ島へは、お得なきっぷもおすすめです。