おトクすぎる!【東京・ミュージアムぐるっとパス】2,500円で美術館も動物園も水族館もOK!【感想】
美術館・ミュージアムはもちろん 動物園・水族館・科学館もOK! 知れば知るほど、そのおトクさに驚く「東京ミュージアムぐるっとパス」についてまとめました。
おすすめスポットの詳しい内容や、実際にぐるっとパスを利用した感想も記載しています。
※ 内容には細心の注意を払っていますが、ご利用時はぐるっとパス公式ページの最新情報をご確認ください。通常料金は大人料金を記載しています(情報は2024年3月現在)
※ お出かけには、季節・天気・体力などを十分検討したうえでのご判断をお願いします
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東京・ミュージアムぐるっとパスとは
kkdayでぐるっとパスが
WEB購入できるようになりました!
ポイントが貯まると人気です。
東京ミュージアムぐるっとパス(以下「ぐるっとパス」または「パス」と表記)は、東京都歴史文化財団が発行するパスです。大変充実しておトクなので20年以上続く人気パスです。
東京・ミュージアムぐるっとパス | 東京都歴史文化財団
https://www.rekibun.or.jp/grutto/
実は、こちらのパス、美術館・ミュージアムに利用するパスだと思われがちですが、科学館・動物園・植物園などさまざまな人気スポット・おすすめスポットが対象になっています。利用次第でもっとお得になるパス。まずは、簡単に内容をまとめました。
1.2,500円で103施設の入場券or割引が受けられる!
ぐるっとパスの内容ですが、
2,500円で
東京エリアの103施設のミュージアムなどの
入場券や割引券がセットになったチケットです。
有効期間は 最初に利用した日から 2ヶ月間 です。
という充実の内容です(103施設・スポットは2024年4月段階)。
詳細は下記に記載していますが、103施設・スポットのなかには、日本を代表するミュージアムや人気スポットがずらり。また、パスをきっかけにぜひ訪れてみたいと思えるようなユニークなミュージアムもたくさんあります。
ミュージアム・施設によって、入場無料または割引が適用されます。
なお、パスには「最初に利用した日から2ヶ月間」の有効期間があります。また1スポット1回の利用なので、2ヶ月間にいろいろなスポットをめぐる場合におすすめです。
2ヶ月なので、「動物園・水族館」「建築」「科学ミュージアム」「アート」といった関心のあるテーマでソートしてめぐるといった方法もおすすめ。
(例)
2023年度は、実際に「動物間・水族館・科学ミュージアム」を中心に2ヶ月間で9ヶ所めぐりました。通常なら合計5,000円以上かかるのですが「ぐるっとパス」なら2,500円で済んだので大変おトクに感じました。
また2ヶ月間、「エリア」を選んでめぐるという方法も、それぞれの地域の発見があったりと楽しいですね。
2. 美術館だけじゃない!動物園や植物園もOK!
ぐるっとパスは、美術館だけでなく 博物館・科学館といったミュージアムや、動物園・水族館・植物園がいくつも揃っています。
たとえば親子・ファミリーでのお出かけや、自由研究で複数の施設・スポットを訪れたい場合などにもパスは大活躍です。
※ ぐるっとパスは大人・一般料金の2,500円のみの1種類です。こども料金に対応したパスの販売はありませんが、こども料金は 無料またはリーズナブルな設定になっている施設が多いです。
たとえば、2ヶ月の間に
- 上野動物園(通常大人600円)
- 井の頭自然文化園(400 円)
- 多摩動物公園(600円)
- 葛西臨海水族園(700円)
- 科学技術館(950円)
- 地下鉄博物館(220円)
へ訪れると 通常は合計3,470円ですが、ぐるっとパス利用で2,500円になります!
(※上記スポットはパスで入場無料 / 2024年3月現在)
科学館・ミュージアムは30スポット以上もあるので、他の場所も訪れるともっとお得です。
3. 購入方法
ぐるっとパスは年度ごとに、販売時期があります。
2024年度版は、2024年4月1日から2025年1月31日までの期間に販売されます。
この期間内に パスを購入し、
パスを最初に利用した日から2ヶ月間有効になります。
(ただし最終有効期間は2025年3月31日)
おもな購入方法は2通りあります。
- オンライン購入
- 対象施設で ぐるっとパスカードを直接
2024年パスの詳細・購入方法は下記に載っていますので、ぜひご参考ください。
※鉄道きっぷとのおトクなセット券もあります。次項(4)をぜひごらんください!
kkdayでぐるっとパスが
WEB購入できるようになりました!
ポイントが貯まると人気です。
東京・ミュージアムぐるっとパス | 2024発売のお知らせ
https://www.rekibun.or.jp/grutto/
4. 鉄道きっぷとセットでもっとおトク!
さらに、ぐるっとパスには 東京メトロ または 都営交通 の1日乗車券とセットになった大変おトクなセット券もあります。
セット券は 東京メトロは570円おトク・都営交通は770円おトクになります。
それぞれのセット券の購入方法は、それぞれ鉄道ホームページからご確認ください。
メトロ&ぐるっとパス | 東京メトロ
https://www.tokyometro.jp/news/2024/217686.html
都営交通 de ぐるっとパス | 都営交通
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/toden/2024/tdn_p_2024032611444_h.html
次に、103スポットを分類別に次項にまとめました。
美術館・ミュージアム・動物園・植物園も!
103スポットのおすすめ案内
ぐるっとパスで驚くのが 103施設のラインナップです。美術館はもちろん、博物館・科学館・動物園・水族館・植物園・庭園など多彩なスポットが揃っています。
当記事では、カテゴリーごとに「美術館」「科学館」「動物園・水族館」「植物園・庭園」、さらに「建築」「歴史」に分類しました。お出かけや趣味・研究のテーマに沿ってご参考ください。
東京ぐるっとパスホームページにはエリアごとに紹介されています。
エリアごとにスポットをめぐる場合にご参考ください。
URL:https://www.rekibun.or.jp/grutto/facilities/
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美術館
美術館は51スポット(2023年時点)。国立西洋美術館や東京都美術館といった代表的なミュージアムが多く、割引または入場券としてぐるっとパスが利用できます。
※入場券 / 割引内容 については、シーズンごとに変更になる場合があります。
- 国立西洋美術館:※割引
- 東京都美術館:※企画展入場(特別展はのぞく)
- 東京都現代美術館:※MOTコレクション入場・企画展割引
- すみだ北斎美術館:※常設展入場・企画展割引
- 森美術館:※企画展割引
- 国立新美術館:※企画展割引
- サントリー美術館:※企画展割引
- 山種美術館:※企画展割引
- 五島美術館:※企画展入場
- 長谷川町子美術館:※常設・企画展入場
- ちひろ美術館・東京:※企画展入場
- 世田谷文学館:※コレクション展入場ほか
- 世田谷美術館:※コレクション展入場ほか
- 町田市立国際飯場美術館:※企画展入場
- そごう美術館:※企画展入場
博物館・科学館
博物館・科学館・資料館は、なんと34スポットもあります(2023年時点)。
博物館・科学館はどのスポットもおすすめです。「科学技術館」では楽しみながら技術を学べる展示がたくさんあります。大きなしゃぼん玉や、機械の仕組みを利用してボールを転がしたり、建築アーチを作ったりと、実際に手を動かしながら楽しめる展示がたくさん!
※入場券 / 割引内容 については、シーズンごとに変更になる場合があります。
- 国立科学博物館:※割引
- 科学技術館:※入場券(通常950円)
- 日本科学未来館:※常設展入場(通常630円)・企画展割引
- 昭和館:※入場券(通常400円)
- 府中郷土の森博物館:※企画展入場(通常300円)
- 多摩六都科学館:※常設展・企画展・プラネタリウム入場(通常520円〜)
- 江戸東京たてもの園:※入場券(通常400円)
- 地下鉄博物館:※入場券(通常220円)
- 帆船日本丸/横浜みなと博物館:※入場券(通常共通券800円※日本丸と博物館)
動物園・水族館
動物園・水族館は4スポット(2023年時点)。すべて東京都公園協会のスポットで、どの動物園・水族館も大変おすすめです。
定番の上野動物園、小さなお子さんからゆっくり楽しめる井の頭自然文化園、丘陵地でハイキング気分で楽しめる多摩動物公園、世界や東京の海を旅する気分になれる葛西臨海水族園。4つの園すべてがおすすめです。
※入場券 / 割引内容 については、シーズンごとに変更になる場合があります。
- 恩賜上野動物園:入場券(通常600円)
- 多摩動物公園:入場券(通常600円)
- 井の頭自然文化園:入場券(通常400円)
- 葛西臨海水族園:入場券(通常700円)
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植物園・庭園
植物園・庭園は12スポットあります(2023年時点)。どれも東京エリアの人気スポットで、美しい自然散歩が楽しめます。
どの植物園・庭園もおすすめですが、そのなかで神代植物公園について記したいと思います。バラ園が人気の公園ですが、園内をぐるっとめぐるとたくさんの驚きと発見がある楽しい植物園です。巨大ススキや、大きなハスの葉っぱに驚いたり、美しい花や緑の温室もおすすめです。
※入場券 / 割引内容 については、シーズンごとに変更になる場合があります。
- 小石川後楽園:入場券(通常300円)
- 浜離宮恩賜公園:入場券(通常300円)
- 旧古河庭園:入場券(通常150円)
- 六義園:入場券(通常300円)
- 向島百花園:入場券(通常150円)
- 夢の島熱帯植物園:入場券(通常250円)
- 附属自然教育園:入場券(通常320円)
- 神代植物公園:入場券(通常500円)
上記のように大きく分けて4分類のスポットが合計103も揃っています。
建築めぐり
ぐるっとパスのスポットには建築としても見どころのある場所が揃っています(※上述の美術館などの分類と重複します)。
世界遺産「国立西洋美術館」、前川國男氏の美しい建築が「東京都美術館」「埼玉県歴史と民俗の博物館」、丸いドームが特長の谷口吉生氏「葛西臨海水族園」など、建築めぐりにも「ぐるっとパス」はおすすめです。
※入場券 / 割引内容 については、シーズンごとに変更になる場合があります。
- 東京都美術館:前川國男氏建築(入場)
- 国立西洋美術館:ル・コルビュジェ氏建築 / 近代建築(割引)
- WHAT MUSEUM:建築に関する展示 (建築・企画展入場)
- 東京都庭園美術館:アール・デコ様式(企画展・庭園入場)
- 旧岩崎邸庭園:ジョサイアコンドル氏設計(入場)
- 国立新美術館:黒川紀章氏設計(割引)
- ちひろ美術館:内藤廣氏設計(企画展入場)
- 葛西臨海水族園:谷口吉生氏設計(入場)
- 江戸東京たてもの園:(入場)
- 神奈川県立歴史博物館:妻木頼黄氏設計 / ネオ・バロック様式(常設展入場・企画展割引)
- 埼玉県立歴史と民族の博物館:前川國男氏建築(入場)
歴史も学べる!
ぐるっとパスのスポットには歴史探訪としても見どころのある場所が揃っています(※上述の美術館などの分類と重複します)。
東京の歴史を発見する場所がそろっています。「ぐるっとパス」をきっかけに訪れるのもおすすめ。東京だけでなく、埼玉県・神奈川県エリアも対象スポットがあります。とくに神奈川 横浜エリアでは港の歴史を学べるスポットが複数あります。
※入場券 / 割引内容 については、シーズンごとに変更になる場合があります。
- 江東区中川船番所資料館:※入場券(通常200円)
- 江戸東京たてもの園:※入場券(通常400円)
- 昭和館:※常設展入場券(通常360円)
- 埼玉県立歴史と民族の博物館:※入場券(通常常設展300円・企画展400円)
- 神奈川県立歴史博物館:※常設展入場(通常300円)・特別展割引
- 横浜開港資料館:※入場券(通常200円)
- 帆船日本丸/横浜みなと博物館:※入場券(通常共通券800円※日本丸と博物館)
このように「ぐるっとパス」は大変内容が充実しています。2ヶ月間で、エリアごとにさまざまな場所に行くも良いし、テーマごとに訪問するのもおすすめです。